子育て主婦の「女性外来」体験記 : ベルーガクリニック
■ 画像 マンモグラフィー・超音波 (乳がん検診)
■ マンモグラフィーの場合
石灰化した部分は白いつぶつぶとして写ります。石灰化した部分はくっきり写るので、超音波検査で発見できなかったものも見つけやすいのがマンモグラフィーの特徴です。
一方、腫瘍の部分は白いモワモワの固まりとして写ります。ただ、若年層は、全体が白いもやがかかったような状態(全体に乳腺が張っているため)なので、白地に白丸みたいな感じで見分けるのは難しいです。
■ 超音波の場合
腫瘍部分は黒く写ります。カラー画面では青色に映りわかりやすい。逆に、石灰化した部分はしこりがないため見つけづらいのが難点。
マンモグラフィーの場合にも書きましたが、特に若年層の場合は、マンモグラフィーで腫瘍を見つけるのが難しいため、超音波検査との併用が必須です。
私:でも、検診とかでマンモグラフィーか超音波か、片方しかやらないケースがわりとありますよね?
先生:『マンモグラフィーと超音波検査が基本なので、二十歳から受けてください』というのが自分の中の常識ですから、受けないほうが悪いんですよ。片っぽしかやらないのはお金の問題だけなので、別に体の問題じゃないので、両方が基本。
片方だけだと大体75%の診断能力しかないので、片方だけだと責任は負えませんよという感じですね。当たり前として、常識として両方受けて欲しい。
私:確かに、「両方やっていれば見つかったのに……」なんていう悲劇はいやですよね。両方検査して初めて、「全く問題ないです」と言えるのかも。
【先生の印象】
一言でいうとパワフルな印象です。
決して優しい先生ではないと思います。厳しいこともおっしゃると思います。でも、悩んでいる患者さんの背中を一押ししてくれるような、そんな力強さを感じます。
そしてすっごいこだわり屋さんです。医師は乳腺外科医オンリー。
病理診断も信頼できる先生にしか頼まない。
患者さんを紹介するときも、信頼できる病院、そのうえさらに、信頼できる先生に紹介する徹底ぶり。
私:普通、そこまでしませんよね。
先生:だって気になるじゃない。そこまでしないと責任が持てないから。
また、内装のみならず、女性スタッフの質が高いところにも先生のこだわりを感じました。ありがとうございました。
まだまだお伝えしたいことは山のようにありますが、まずはベルーガクリニック のサイトをごらんになってください。とても詳しく載っていますよ。
【完:4/4】